北海道の雑誌立ち読みコーナー「カイ」

●『カイ』ってどんな雑誌?
編集長 伊田行孝(いだ・ゆきたか)さんが語る『カイ』
出版というかたちのまちづくりの道具
うちの会社(株式会社ノーザンクロス)は“総合まちづくり業”を名のっています。広い意味のまちづくりというなかで、例えば『カイ』があり、「北海道遺産」というプロジェクトがあり、都心型養蜂というのがあり、それが私のなかでまちづくりに行き着きます。『カイ』は出版というかたちのまちづくりの道具だと思っています。
北海道は可能性の大地と言われていますが、いつまでたっても可能性の大地でしかなくて……。『カイ』で、自分たちのまちをもっと知って、楽しんで、そこから人が動くことによって、北海道や自分たちが住むまちが元気になり、そのなかからまちづくりの次のステップのきっかけやヒントなど、何かが見えてくるだろうと。そういうことの繰り返しから「潜在化している可能性を具現化していくことができる」のだろうと思います。
『カイ』で北海道が元気になるなんて考えていませんが、『カイ』で5人が元気になって、その人たちが周りの人たちを元気にしてくれればと。
『カイ』ってちょっと不思議な雑誌なので、読み方は読者にゆだねるしかありません。この本をどうやって使うかは読者の方それぞれ。読んで楽しむ方もいれば、読んで足を運んで楽しむ方、いつか行こうと将来の楽しみのためにストックしてくださる方もいます。バックナンバーとしてストックしていくなかで、ある程度長い時間のなかで評価をしてほしいし、使ってほしいと思います。
◆季刊誌『カイ』2016 Winter 1月20日発売
- 2016 Winter
- ◆季刊誌『カイ』2015 Autumn 10月20日発売
- 2015 Autumn
- ◆季刊誌『カイ』2015 Summer 7月20日発売
- 2015 Summer
- ◆季刊誌『カイ』2015 Spring 4月20日発売
- 2015 Spring
- ◆季刊誌『カイ』2015 Winter 1月20日発売
- 2015 Winter
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2016 Winter
【特集】『雪氷礼賛』 雪と氷は、北海道に暮らす私たちに、厳しさとともに恩恵ももたらしてくれます
2015 Autumn
【特集】『港まちの引力』 前を向く人々のひたむきな行動力に勇気づけられます。その魅力を探しに港まちへ
2015 Summer
【特集】『ビールの現場へ』 ここ北海道には、ビール愛に満ちた人々の現場があります。
2015 Spring
【特集】『市場、行く?』 昔なつかしい雰囲気を味わいにカイ片手に、市場を歩きませんか。
2015 Winter
【特集】『青森を探しに行こう』海を渡った向こう側から北海道を眺めると、なにが見えるでしょうか。