メルマガ北海道人

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『メルマガ北海道人』第13号 2007.04.05. ―「北海道人」、がんがん(北海道弁)―

 さあ春です。新年度です。スプリングです。エイプリルです。ただ片仮名を使ってみたかっただけです。「年度」を横文字でどう言うのかは知らないので、「4月」とか言って誤魔化すのです。「ごまかす」を漢字で綴ることはできるのです。本当はパソコンで変換しただけです。
 2007年度もがんがん参ります、メルマガ北海道人! 最近とみに「解除」と「登録」とのせめぎ合いが激しくなりましたが、がんがん行くと行ったからにはがんがん行くのです。参考までに、北海道弁の「がんがん」というのは一斗罐のことです。1斗は18リットル、つまり10升、つまり100合、つまり1000勺。計量単位までわかってしまい、ためになる! なんだかがんがん行けそうな気がする! 誰が? 私とか! 私が誰なのかは、追い追いあきらかに! がんがん! おいおい! ガリレオガリレイ!

となりの北海道人 『私のお父さん』




■もくじ

連載「楽譜のいらない音楽授業」
 「TanoLabo→Mix in N.Y.」第2弾! ついにジャズのメッカでの演奏シーン登場です。ここで、はからずもタイトルの由来があきらかになりました。「体や魂で感じるグルーブは、楽譜に表記できないのです」―。おお、グルーブ!

連載「おわびの極意」
 今回、なんだか豊作なのに「おわび」はなぜか1つしかありません。不思議です。看板に偽りありってことか? いちおう、この場を借りておわびします。

連載「大陸人の時間」
 徐々にあきらかになってくる「ドクター張」の人生航路。腕のよさの由来がわかろうものです。著者の「先輩」なる人物の治療風景も挿入され、ますます横顔が鮮やかに。時にこの「先輩」ですが、実は…。おっと。内緒、内緒。

連載「NEWSぱくりんこZ」
 先日、ぱくりンカー山崎達之はコンビニエンスストア「サンクス」に出かけ、おにぎり2個を10円で買ってきました。実話です。なにしろ「Z」なのです。

連載「新・自然真営道」
 好調連載、第9話。このたびはちょいと耳の痛いお話。題して「あなたはマナーを守っていますか?」。そりゃ守ってるさ、というあなた。公共のエチケットの話じゃないのです。いわば地球に対するマナーの話。まずは一読あれ。

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□連載

【田野城寿男の『楽譜のいらない音楽授業』】

Lesson03「TanoLabo→Mix in N.Y. #2」

 エキサイティングな街N.Y.。僕はこの街に来るといつも、水を得た魚のように元気になります。そしてここだけは、「アメリカであって、アメリカではない」といつも思います。
 「どういう意味?」と聞かれると、「N.Y.という新しい国が存在する」と答えるでしょう。栄光と挫折が隣り合わせの街。だから皆、必死に生きている! この緊張感がたまらなく好きなのです。
 演奏当日のマンハッタンは、朝から太陽が照りつけ、すでに初夏を思わせる陽気でした。
 「今日は、いったいどんな展開になるのか?」
 プロデュースしている僕がワクワクしました。
 演奏会場は、音楽や演劇等の文化芸術の発祥地であるリンカーンセンター。日本でジャズを演奏するのと、実は大きくわけが違います。マンハッタンの中心に位置するリンカーンセンターを分かりやすく日本で例えるなら、相撲の国技館が妥当でしょう。せっかくだから、音楽家を相撲力士に置き換えてさらにイメージしてみましょう。
 北海道や沖縄で誰よりも強い力士がいたとします。地域で“負け知らず”ともっぱら評判の力士であったとしても、国技館の土俵に上がらない以上、残念ながら相撲力士としての評価はされません。
 ジャズのメッカであるN.Y.。その中心地に位置するリンカーンセンターで演奏すると言う事は、つまり、国技館の土俵へ上がる事を意味するのです。だからこそ、音楽家として評価されたい者はN.Y.リンカーンセンターでの演奏に夢と希望を抱くのです。
 僕が「何故、リンカーンセンターを選んだのか?」 日本でジャズを演奏するのとはわけが違うという理由がこれで分かりましたね。
 僕の弟子達が、音楽家としてのスタート地点に立つ事を意味したのです。
 さて、現地音楽家達と事前に綿密なやり取りをしていたので心配もせず予定通り会場に着いた僕でしたが…「やられた!」
 なんと、本来腕を借りるはずのトランペットのFredとRich、そして大変お世話になったドラムの新井田さんが既に会場入りし、ウォーミングアップを始めているのです! 演奏に対する真摯な姿勢に、すっかりやられましたね、ガツーン!と。相手が誰であろうと最高のパフォーマンスを心がけるのが本物(プロ)の姿勢。決して、甘えはない。演奏レベル以前に、心構えが違う。トロンボーンのJohnとBradleyそしてキーボードのAdamsも追いかけるように会場に入ってきた。Adamsはジャズ界の巨匠Miles Davisのバンドに在籍していた実力者。前日コネチカットで演奏があったにもかかわらず、車を飛ばして帰って来て僕らに合流してくれた。何とも嬉しい話ではないか! さて役者全員が揃い、いよいよ演奏がスタート!
 記念すべき1曲目は、1940年にDuke Ellingtonが発表した『Don't Get Around Much Anymore』。実はこの曲、数ヶ月前から、何のためらいも無く最初に演奏すると心に決めていた。N.Y.から世界にジャズと言う音楽を広めた尊敬すべき偉大な人物の曲を、日本からやって来た僕らが演奏する。この事は、大袈裟ではなく全てを物語っていた。
 僕はオーケストラにカウントを出した。
 「One Two、One Two Three Four!」
 遂に夢の共演が始まった!
 さすがNew Yorker! 抜群のノリである。
 思わず笑ってしまった。笑わずにはいられない! 何だこの最高のグルーブ感は!
 音符が楽譜から蘇り、まるで高速道路をゆったり走る高級車のごとく気持ち良くスイングしているじゃないか! 
 日本ではとかく音程や楽譜の読み方ばかりに熱心だけど、それではこのグルーブが出てこない。四分音符の捉え方がまったく違う。体や魂で感じるグルーブは、楽譜に表記出来ないのです。TanoLabo→Mixメンバーもこの違いを感じずにはいられなかったようだ。
 前回予告していたA子さんの話をここで紹介しよう。吹奏楽歴15年、社会人吹奏楽団で毎年のように全国大会に出場する腕前のベテランA子さんが、演奏終了後に僕にこう言いました。「あれだけ練習したのに、本番まったく吹けなくなった…」と。
 答えは簡単。そう、リズムを捉える事が出来なかったのです。プロの音楽家達と一緒に演奏して「何か違う!」と感じた彼女は、間違いなくN.Y.で何物にも変える事の出来ない素敵なプレゼントをいただいたのです。それは、本場N.Y.のグルーブ感。JAZZの魂のひとかけら。

写真:田野城寿男氏

たのしろ・ひさお…1958年広島市生まれ。サックス奏者。78年バークリー音楽院入学。在学中から精力的に活動し、帰国後の87年サリナ・ジョーンズの日本ツアーにソロ奏者として参加。91年「25周年記念」のモントルー・ジャズフェスティバルに出演。音楽家はもちろん、多彩なジャンルの表現者たちとのコラボレートを積極的に実践、近年は「音楽教育」の必要性を重視し、広い層の若者たちに個性的な指導を続けている。

http://www.tanoshiro.com

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□連載

【おわびの極意】3月5日〜3月11日

北海道新聞 3月6日 朝刊 p.29
「訂正」
5日の「元海兵隊員 ベトナムの経験語る」の記事で、「五、六日に北星学園中高(中央区)でも講演」とあるのは「北星学園付属高(厚別区)の授業で講演」の誤りでした。訂正します。

北海道新聞 3月6日 朝刊 p.33 16版
「訂正」
4日の日曜版2面で、室生寺金堂の「十二面観音菩薩像」とあるのは「十一面観音菩薩像」の誤りでした。訂正します。

朝日新聞 3月6日 夕刊 p.11 4版
「訂正」
3日付「桜心待ち 都心、記録的早咲き?」の記事の観測記録で、ソメイヨシノの開花が最も早かった地域の説明で「高知県・潮岬(59年)」とあるのは「和歌山県・潮岬(59年)」の誤りでした。訂正します。

北海道新聞 3月7日 朝刊 p.21 16版
「訂正」
6日の「ウオッチャー」の記事で、スピードスケートの及川佑選手の出身中学校が「池田中」とあるのは「池田高島中」の誤りでした。訂正します。

北海道新聞 3月7日 朝刊 p.36 16版
「訂正」
6日の「上士幌の荒井さん 農民文学賞を受賞」の見出しと記事、および1面の「主な記事」の中で「道内から35年ぶり」とあるのは「19年ぶり」の誤りでした。訂正します。

朝日新聞 3月7日 夕刊 p.4 2版
「訂正」
2月28日付「家島」の記事中、「水口弘子さん」とあるのは「水田弘子さん」の誤りでした。訂正します。

毎日新聞 3月8日 朝刊 p.8 13版
「訂正」
6日朝刊「日本生命が死亡保障型商品の保険料引き下げ」の記事で、保険金額1000万円の終身保険(払い込み期間は60歳まで)に加入する場合、50歳男性の保険料が「月6705円」とあるのは「月6万6450円」の誤りでした。

日本経済新聞 3月8日 朝刊 p.7 14版
「訂正」
6日付「中国、弱者配慮前面に」の記事中、規律違反で処分された党員が「全党員の一・四%」とあるのは「〇・一四%」の誤りでした。

日本経済新聞 3月8日 朝刊 p.15 13版
「訂正」
7日付「NEC、株価低迷続く」の見出しと記事中、米会計基準とあるのは日本会計基準の誤りでした。

毎日新聞 3月9日 朝刊 p.1 14版
「おわび」
7日朝刊「04年度の1人当たり県民所得」の表で、順位などが欠落しました。おわびして正しい表を掲載します。

朝日新聞 3月10日 朝刊 p.17 14版
「訂正」
8日付「バイアスロン全日本選手権」記録で順位などに誤りがありました。以下の通り、記録を掲載し、訂正します。
▽男子10キロスプリント(競技銃) @井佐英徳(自衛隊)28分52秒3A永井(自衛隊)29分3秒9B笠原(自衛隊)29分15秒7

北海道新聞 3月10日 朝刊 p.34 16版
「訂正」
8日の「『救う会』幹事を辞任」の記事に一部脱落がありました。脱落部分の正しい記述は「六カ国協議を『欺まん』と非難し、調査会が運営する北朝鮮向け短波ラジオ放送『しおかぜ』への政府関連予算を返上するなど、安倍内閣の方針をめぐって救う会や家族会と意見が分かれていた」でした。訂正します。

朝日新聞 3月10日 夕刊 p.5 4版
「訂正」
9日付「スピードスケート世界距離別選手権」の写真で女子1500メートルの田畑真紀の写真は穂積雅子の写真でした。AP通信の配信ミスでした。訂正します。

(山崎達之)

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□連載

【岩崎稔の『大陸人の時間』】第06回

 

「ゴッドハンド・ドクター張」

 先生の所に通うこと数回。シャイな張先生も打ち解け始め、こちらが聞けば、自分のことも話してくれるようになった。
北京の隣にある河北省で育ち、若いころは画家を目指していたと言う。北京に出て来たばかりの頃、お父さんの病気を定期的に診ていた中医の朱先生に刺激され、中医学を学び始めたそうだ。その朱先生の先生が袁鶴儕先生と言い、あの西太后の専属医師を務めていたということから、張先生は師との出会いに恵まれていたと言えるだろう。その後、安徽省の中医学院と北京中医学院を卒業。97年に中医師資格に合格し、K飯店で働き始めたそうだ。

写真
北京の下町のレストラン街

 張先生の素性がだんだん分かり始めた頃、日本から重い心臓病を患った先輩が北京にやって来た。誰かいいマッサージ師はいないかと聞かれ、当然のことながら張先生を紹介した。張先生は人見知りが激しいのか何なのか、私がいないと患者に会わなかった。先輩も中国語は話せないので通訳として診断に立ち合った。60歳を過ぎた先輩は、
「とにかく体がだるくて疲れやすい」
と言った。先輩は「もうすぐ死ぬ」と20年間言い続けているが、そんなに長い間、体調不良なのだろうか……。気の毒である。
「お茶をお召し上がりください」
と、いつものようにゆったりと年代物のプーアル茶でもてなした。張先生は先輩の脈に手を置き、真剣な目で遠くを見た。
「うーん、あまり良くないですね」
大変率直だ。
「でも、漢方薬で何とかなります」
と処方箋に数種の生薬を綴って渡した。
「マッサージもしてほしい」
との先輩の言葉に、珍しく快諾してベッドに上げた。
珍しいというのは、最近何度か私が、腰にまだ不安があるから診てくれないかと電話をしても、ごまかされ断られ続けてきたからである。通常の先生の按摩治療は、最初に先生が様子をみる程度に触って、あとは弟子に指示して按摩をさせる。先生はよほどのことでない限り、自分ではしない。
「患者に触れるということはそれだけ悪い気と接するということ。そのための準備に午前中の時間は使っている」
張先生は午後の数時間、K飯店で患者を診断する。そのために毎朝、心身を鍛えるトレーニングをしているそうだ。具体的にどんなトレーニングをしているのか聞いてみた。
驚いたのは、朝の早さである。4時半に起床して、まず好きなお経を唱えるそうだ。お経を唱えることで医者として必須の慈悲の心を養うそうだ。その後1時間ほど座禅を組み、心を空にする。座禅が終わると、今度は歩きながらお経を唱える。これは座禅によって痺れた足に血液を循環させるためだそうだ。その後、体内の気をおなかに集中させたりしながら、気のトレーニングをする。牛乳とパンなどの朝食後、今度は外で太極拳と八極拳のトレーニングをし、家に戻って医学の本を読む。昼食後、30分ほど休み、K飯店に出勤する。……これだけ盛りだくさんのトレーニングというか、まさに修行をして、診断・治療に臨む医者は日本にいるだろうか。
先輩の体は、かなりむくんでいた。体内の水分が正常に排出されていないのが原因らしい。マッサージが終わると、先輩は人相が変わっていた。まるで生まれ変わったように顔立ちがはっきりとしていた。先輩と張先生の相性はよかったらしく、先輩は張先生に治療してもらいにわざわざ日本から訪れるようになった。それにより私と張先生との関係もまた深まっていった。

(続く)

写真:岩崎稔氏 いわさき・みのる…写真家。1974年、宮崎県生まれ。東京工芸短期大学写真学科卒業、中国人民大学法学部卒業。95年から北京市に暮らし、同市を拠点に活動を続けるかたわら、アジアのフォトグラファーネットワークづくりなどに尽力している。

ホームページ=(http://www.minoruphoto.com/japanesemainpage.htm

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□連載

【NEWSぱくりんこZ】第13回(2007年3月5日〜3月11日採取)

松山千春さんが暴力団の会合に出席したとの報道で、鈴木宗男衆議が京都府警を批判。「こんな密告の世の中はいかん」。(『読売新聞』3月5日付朝刊)

イランで、新紙幣に核技術を称えるデザインを採用。小学校では、原子力を「環境にやさしい永久のエネルギー」と教える。(『毎日新聞』3月6日付朝刊)

4月1日から校名が変わる秋田経法大。現学長(59)が「大学の価値が『賞味期限切れ』してるのでは」と危機感を訴えたのがきっかけ。(『読売新聞』3月7日付朝刊)

ドイツで出産ブームの兆し。着床したのはW杯中とみられ、「楽しい雰囲気が好影響をもたらしたのでは」と医師。(『朝日新聞』3月7日付夕刊)

東京都内で「日雇い派遣」の労組結成。六本木ヒルズ前で労働条件改善を訴え、紙芝居を上演した。(『朝日新聞』3月9日付夕刊)

神奈川県警は容疑者(22)に間食させた警部補(53)を減給処分。別の留置人による「不公平だ」との訴えで発覚。(『朝日新聞』3月10日付朝刊)

安倍首相は衛藤晟一氏の復党が小差評決で了承されたことに、「自民党はダイナミックな議論をする党。そこがいいところなんです」。(『朝日新聞』3月11日付朝刊)

(山崎達之)

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□連載

【新・自然真営道】 第09回

「あなたはマナーを守っていますか?」

写真
帰化植物のオオハンゴンソウ、キク科のものは繁殖旺盛だ
写真
フィールド実習風景

 「困るんだよなぁ」と野外調査に同行した友人が見つめる方向に目をやると、道路わきに花壇用の花が咲いていた。おそらく近所の花好きな人が、自分の庭に植えた花苗の余りを捨てるのに忍びなかったか、みんなにも花を楽しんでもらいたいという気持ちから、そこへ植えたのだろう。しかし、実はこの行為が大きな問題を引き起こすことになりかねないのである。
 道路わきといっても、その先には公園緑地があった。北海道の公園緑地は、原生林や防風林などの一部をそのまま残して公園にすることが多い。そして、今でもその公園内には貴重な野生植物が残されていることが多いため、たいへん重要な役割をもっているのである。こうした公園に、園芸用の花壇苗が植えられると、瀕死の状態で残っている野生種の生命を脅かすことになりかねないのだ。
 家庭の庭から園芸用の花の種が流れ出し、公園緑地を侵略しているケースもある。私がよく見かけるのは、清楚なイメージで知られるマーガレットだ。種で容易に広がるだけでなく、マーガレットは勢力旺盛である。庭で繁殖し過ぎたから間引きをして庭の隅に片付けていたものが、知らないうちに逃げ出して公園で繁殖してしまったりする。
 公園緑地内の一部を勝手に菜園化してしまう困り者もいる。私もそういう人を目の当りにして驚いたことがあった。真駒内の緑地内にも、ご丁寧にkeep outのテープで囲んで…。
 西洋ハーブなども大問題だ。ハーブは、薬草でもあり雑草でもある。そのため、大半が肥料や人の管理を要せず勝手にはびこる。それを人の目の届かない場所に植栽するのは怖い。そのせいか「ハーブで街づくり」と聞くと、私は恐ろしい気がしてしまう。
 これらのような問題を引き起こす原因となっている植物は、いずれも外来種である。そのため、従来そこで繁茂している種を脅かすことになってしまう。「わさびや生姜だってハーブじゃないか」と反論する人もいるだろうが、それらは人間の力なしでは生存できないか、あるいは従来から日本の生態系の中に組み込まれていたはずだ。ここが西洋ハーブと大きく異なる点である。それに、外来種は何も国外から持ち込まれた種だけを意味するのではない。本来そこに自生していない種が他所から持ち込まれた場合も「外来種」なのである。
 いずれにせよ、外来種の存在はすべて人間の行為が発端となっており、その半分は私たちが何気なく行った行為が原因を作っているということだ。飼えなくなったペットを所かまわず放ったり、海外からの不正輸入行為など様々だ。北海道の場合なら、本州から持ち込まれるケースが外来種の持ち込みに該当することもある。
 これは実に身近な問題なのである。そのような行為を一度もしたことがない、とあなたは言い切れるだろうか?

(大竹正枝)

おおたけ・まさえ…1965年生まれ、千葉県出身。現在、北海道大学農学研究科に在籍。植物が人間に与える不思議なパワーに興味を持ち、主に園芸療法について研究するかたわら、ガーデニング、環境保全、そして地域・農村活性化など幅広く関心を持つ。

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■次号予告

 次号が発行されるころには春もたけなわ。と言いたいところですが、それは北海道外での話。北海道の春たけなわはというと、まあ5月になってからでしょうな。
 たけなわに向けて待機しつつ、メールマガジンを読みましょう! たまに仕事もしましょう! 疲れたら休みましょう! 疲れは景気回復を待ってはくれない! 次号、『危機の時代に―鈴木邦男・和多田進 10年目の往復書簡』では、編集長・和多田進が「民主主義」をめぐってどんな世迷い言を、もとへ金言を繰り出すのか? 上林早苗さんの『上海日記』では、今度こそチャンインの出番が増えるのか? 2度も出てきた諌言好きの友人は誰なのか? ―それはもちろん、読んでみないとわからない!
 「メルマガ北海道人」、次号(第14号)は4月12日(木)配信です!

ポータルサイト『北海道人』編集部(http://www.hokkaido-jin.jp/

※登録(または解除)は、こちら
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■読者の皆様へ

 いつもご贔屓ありがとうございます。
 久しぶりの唐突なお願いですが、編集部はまたしても当メルマガへのご感想・ご意見などを頂戴したくてたまらなくなりました。暇を持て余している皆さん、もとへ、お忙しい中懲りずに購読してくださっている皆さんに、ぜひとも忌憚のないお声を寄せて戴きたく思います。抗議や批判、罵倒も大歓迎。とりわけ歓迎したいのがご注進、ではなかった受信の按配についての報告でございまして、たとえば「文字化けしてたよ」とか「画像が開かないよ」とか「登録解除したのにしつっこく届いてるぞいったいいつまで読ませるつもりだいい加減にしろ」とかのお声を頂戴できるとありがたく存じます。
 mailmag@mn.hokkaido-jin.jp まで、どしどしご送信くださいませ。「冥王星は惑星でしょうか」とか「夫がなかなか家に帰らないのですが」とかいうようなのはご遠慮くださると幸甚です。参考までに、それぞれの回答は「いいえ」及び「別れなさい」です。

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