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2006年8月9日公開・北海道人特集

子どもたちも、常連さん。駄菓子とソフトクリームとラーメンの店

深川ラーメン写真
はかた焼 二条支店 (深川市)

住所:深川市2条8-24
電話:0164-22-3769
営業:10時〜20時、不定休

1個10円〜60円の駄菓子が、150種類も。駄菓子を始めたのは「駄菓子屋さんがなくなっちゃって、お客さんに頼まれたから」だそう。「儲けなんて出ないけど、親子で駄菓子を買いに来たら、ついでにラーメンも食べてくれるんじゃないかと思ってさ。そのとおりだったね」。

↑1個10円〜60円の駄菓子が、150種類も。駄菓子を始めたのは「駄菓子屋さんがなくなっちゃって、お客さんに頼まれたから」だそう。「儲けなんて出ないけど、親子で駄菓子を買いに来たら、ついでにラーメンも食べてくれるんじゃないかと思ってさ。そのとおりだったね」。

 子どもや中高生も通う店。地元の人からそう聞いていたが、「なるほど」と納得。店内の棚には、懐かしの駄菓子の数々がずらり。壁には、ソフトクリームのポスターと、かき氷のフラッグ。ラーメンは1杯400円、しかも学生はなんと300円との表示が!
 しょうゆラーメンを頼むと、うーん、期待どおりの素朴さ。こんなに安いけれど「毎日5時間以上かけてスープを仕込んでいる」という本格的な昔風ラーメンだ。
 「ラクしてたら商売、こうは続かないさ」と店主の東出俊光さん。でも子どもたちがうれしそうに駄菓子を買いに来てくれたり、部活を終えて腹を満たしに来てくれたり。近くの商店の人も毎日のように食べに来てくれるし、80代のご夫婦も通ってきてくれる。仕事が楽しくてしょうがない」。
学校が終わってからよくやって来る近所の中学生。

↑学校が終わってからよくやって来る近所の中学生。

人気のソフトクリームも、メーカーの原料任せにはしない。「甘さを抑えつつコクを出すように、手間をかけて工夫している。詳しくは業務秘密だけどね」。カップ入りソフトクリームにトッピングソースを注いだ『アメリカン・サンデー』(写真)は、中高生に大人気。

↑人気のソフトクリームも、メーカーの原料任せにはしない。「甘さを抑えつつコクを出すように、手間をかけて工夫している。詳しくは業務秘密だけどね」。カップ入りソフトクリームにトッピングソースを注いだ『アメリカン・サンデー』(写真)は、中高生に大人気。

 店の名のとおり、最近までは「はかた焼」(おやき)も売っていた。「こっち(支店)ではやめちゃったんだけど、本店で家内が焼いてるよ」。
 ここから歩いて10分ほどの場所にある本店の開業は、1965(昭和40)年。「もう40年以上だね。10代のときからの常連さんが、今は孫を抱いて来るもんなあ」。
 自転車に乗って中学生の男の子3人組がやって来た。話を聞くと、やはり「小さいときから父親に連れられてラーメンを食べに来ていた」という常連さんだ。「やがておこづかいを握っておやきや駄菓子を買いに来るようになり、今も学校が終わってから週に2〜3回は来る」のだとか。3人はラーメンを食べ終わると、ソフトクリームを平らげ、それぞれに好きな駄菓子を買ってご帰宅。きっと、この町にいる限り、この店がある限り、通い続けるのだろう。
奥さんの喜美子さんが本店で焼いている、「はかた焼」という名のおやき。深川市民に愛され続けている。

↑→奥さんの喜美子さんが本店で焼いている、「はかた焼」という名のおやき。深川市民に愛され続けている。

奥さんの喜美子さんが本店で焼いている、「はかた焼」という名のおやき。深川市民に愛され続けている。 店主の東出俊光さん。「お客様に支えられて、この歳になっても働かせていただけるのが、本当にありがたい」。

↑店主の東出俊光さん。「お客様に支えられて、この歳になっても働かせていただけるのが、本当にありがたい」。

素朴だけれど、本格的な昔風ラーメン。澄んだスープは、毎朝5時から店に出て、とんこつ、鳥がら、昆布、野菜でだしを取る。みそ、塩、しょうゆ、いずれも400円(学生は300円)というから驚きだ(写真はしょうゆ)。

素朴だけれど、本格的な昔風ラーメン。澄んだスープは、毎朝5時から店に出て、とんこつ、鳥がら、昆布、野菜でだしを取る。みそ、塩、しょうゆ、いずれも400円(学生は300円)というから驚きだ(写真はしょうゆ)。ほかに「ごはんを食べたいという人もいるので、毎日10食分だけ仕込む」というカレーライスや、「お年寄りの方のリクエストで始めた」というおそばやうどんも。

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