HOME > 特集「北海道お土産図鑑」目次 > ページ3 どら焼き

↑「時間が経っても生地のしっとり感はほとんど変わりませんが、食べきれないときは冷凍して、電子レンジで1分ほどチンしてアツアツで食べるのもおすすめ」と今井さん。5個入り(997円)〜15個入り(2730円)。賞味期限は夏季で5日(季節により異なる)。 |
今井千尋さん
残業三昧の生活を送る札幌市在住のサラリーウーマン。「ストレスフルな毎日の唯一の救いが“甘いもの”」。脳の疲れは糖分でしか解消されぬという自説のもと、忙しい日々をぬって、新聞記事や雑誌のスイーツ特集、ネットの口コミ情報までくまなくチェック。地域産品の集まる道産品フェア等でおいしいスイーツを発掘するのも楽しみで、お取り寄せマニアでもある。和洋にかかわらず甘いものならなんでも来い!のスイーツの達人。
北海道を代表する菓子メーカーの千秋庵も六花亭も、のれん分けの歴史をさかのぼっていくとここにたどり着くという、函館・千秋庵総本家。創業は1860年。歴史が浅いといわれる北海道にあっては、老舗中の老舗だ。
和菓子通には知られた存在だが、中でも『どら焼き』は、祝儀に仏事に贈答・みやげ用にと大正期から函館市民に愛され続けてきた。雑誌の“どら焼き特集”に北海道から唯一ランクインするなど、全国にもその味に魅せられたフアンがいる。
皮生地のしっとり感と、くどさを感じさせない奥行きのある絶妙な甘さは、一度食べるとやみつきに。秘密は、手間と時間を惜しみなく費やす職人技にある。皮は、前日から仕込みをする、つまり「即ゴネ」ではなく「宵(よい)ゴネ」の生地を、丹念に手焼き。あんの原料は、道南産の希少な大納言小豆。粒の大小の不ぞろいから炊きむらが生じないよう豆の選別は機械頼みではなく人の手を通し、3日間かけて炊き練り上げるという。
函館にどら焼きの名品あり!と言わしめるに足る逸品である。

■千秋庵総本家 宝来町本店
住所:函館市宝来町9−9
電話:0138-23-5131
販売場所:本店のほか、函館市の丸井デパート、ボーニモリヤでも購入できる。インターネット販売もあり。
http://www.sensyuansohonke.co.jp/
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第1に形が違います。中央がこんもりと盛り上がり、置いた時の安定性がすこぶるよろしくない。つまりは、それだけあんこがみっちりはさまっているということ。
第2に皮が違います。例えるなら、はちみつがほどよく染みたホットケーキ(?)。みっちりきめが細かいながらもこの「しっとり、ふかふか」には感激です。
第3にあんが違います。粒の食感が程よく残り、つやつやと黒光りしていてみずみずしく、しっかり甘いのに決して甘すぎない。
さすがは総本家。参りました。