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北海道お土産図鑑 2006年7月19日公開・北海道人特集

炙りさんまの棒鮨

作家 東直己さんおすすめ 炙りさんまの棒鮨 北未来フーズ(札幌市)

↑はしでネタ(サンマ)ごと簡単にカットしながら食べられるが、列車の中で、袋の先からぐぐっと押し出して、丸ごとかぶりつく人の姿も。日高こんぶの佃煮と、自社特製の海鮮合わせ醤油が付いている。賞味期限は2日。1本・580円、2本入り・980円(税込み)。

「見て楽しく、食べておいしい、『丸ごとリーグ』のルーキーだ!」

 良いお土産は、地元産品であって、もちろんおいしいのは当然として、「話のタネになる」のもまた重要なポイントだ。その点で、非常に頼もしい。サンマ半身がゴロンと丸ごと棒鮨になったものだ。
 「ゴロンと丸ごと」は、楽しい。イチゴ大福や、梨が一個丸ごと入っている梨ブランデー、七面鳥の丸焼き、マグロの兜焼きなど、食卓が華やかになり、会話が弾む。そういう「丸ごとリーグ」のルーキーだ。発見者は私のパートナー。あるパーティへのお土産に迷った時に目に飛び込んで来たのだそうだ。
 食べる前に、切り分ける前に、「ゴロンと丸ごと」の偉容を目で味わうことをお薦めする。見て楽しいし、食べておいしい、話が盛り上がる、恰好のお土産である。

東直己さん

東直己さん

札幌在住の自称・アル中作家。「ススキノでその日暮らしの一方、家庭教師、土木作業員、トラック助手、調査員、ポスター貼り、タウン雑誌編集長、飲食店舗コンサルタント、観光雑誌編集長、運送作業員など諸職を転々後」、1992年、『探偵はバーにいる』(早川書房)でデビュー。2001年、『残光』(角川春樹事務所)で第54回日本推理作家協会賞受賞。長編小説、短編集、ドキュメンタリー、テレビ台本など著作多数。テレビやラジオでコメンテイターとしても活躍する。


脂たっぷりの秋サンマを、ちりぢりと炙り焼き

 2004年8月の発売開始以来、札幌駅の新名物みやげとして、口コミで評判が広がり人気急上昇中の『炙りさんまの棒鮨』。箱を開けると、サンマの3枚おろしが一切れ丸ごとのった棒鮨がごろん。すし飯との間には、大葉とガリがはさまっている。
 製造元は、道内の前浜に揚がる海産物を扱うえりも町の水産加工会社・えりも食品。販売元は、系列会社の北未来フーズ。同社は、札幌で、えりも食品の新鮮素材を使ったメニューを提供する創作居酒屋も手がけている。その居酒屋の人気メニューの重ね鮨を、札幌駅で販売したところ好評だったことが開発のきっかけとなった。

 脂がたっぷりとのった釧路産や根室産の秋サンマを、秘伝のしょうゆダレにつけ込んでから、ちりぢりと炙り焼きにして使う。棒鮨のネタによく見られる酢じめではなく、炙り焼きにしたことで、生の青魚が苦手な人や子供でも食べやすく、さんまそのものの味もしっかりと味わえるように仕上げた。
 本道名産のネタを使った商品開発で、北海道ではあまりなじみのなかった棒鮨の定着をねらうべく、この7月からはボタンエビの棒鮨も新登場。こちらもメーカーの自信作だ。

炙りさんまの棒鮨

■製造元/えりも食品株式会社(えりも町)
■販売元/北未来フーズ株式会社(札幌市)
電話:011-746-5334(北未来フーズ)
販売場所:JR札幌駅の以下2カ所で購入できる。
・北口西側コンコース隣接 パセオ1F『海鮮えりも』
・北口西側コンコース 北海道観光物産センター内『はまなす亭』


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