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生命のつらなる場所 知床半島


知床のおすすめ温泉 知床の地熱を肌で感じるために 旅人をさそう知床1 知床・温泉三昧


 熊の湯のほかにも知床にはまだまだ多くの温泉がある。おもなところをご紹介しよう。

知床の温泉地

▲参考:『知床の温泉』(斜里町立知床博物館)



ウトロ温泉

 知床最大の温泉街。6軒の温泉ホテルと何軒もの温泉宿が軒を連ね、知床観光の中心となっている。知床の温泉の中では比較的歴史が浅く、昭和40年代に行われたボーリングによって開発された。この後、「知床旅情」のブームなどによって、北海道を代表する温泉街に成長。現在では、1年間に50万人を超える宿泊者を迎えるまでになっている。



ウトロ温泉



カムイワッカ湯の滝

 知床の自然を象徴する温泉。硫黄山の山裾を水源とするカムイワッカ川全体が天然の温泉だ。登り口付近では28℃程度だが、上流に進むつれて温度が上昇。北側の斜面からも幾筋ものお湯が流れ込む。クライマックスは入り口から15分ほど登った「カムイワッカ湯の滝」で、温泉水が落差10メートルほどの滝を作り、滝壺がそのまま湯船となっている。水温も37℃前後と快適だ。

※2005年は、落石防止工事のため、知床五湖〜知床大橋間は一般車・自転車・人の通行が禁止されていますが、次の期間はシャトルバスが運行されます。「カムイワッカ湯の滝」へは、知床自然センターからシャトルバスに乗り換えてお越しください。
・期間 2005年7月13日(水)〜9月20日(火)
・時間 8:00〜17:30
・区間 知床五湖〜知床大橋
・乗降場  知床自然センター、カムイワッカ湯の滝、硫黄山登山口
詳しくはこちらから▼(知床斜里町商工観光課のホームページ)
http://www.town.shari.hokkaido.jp/shiretoko/traffic/trfcctrl.htm


カムイワッカ湯の滝

カムイワッカ湯の滝
(写真提供:知床斜里町観光協会)



羅臼温泉

 斜里のウトロ温泉と対をなす羅臼町の温泉街。こちらの歴史は古く寛政元(1789)年に、高田屋嘉兵衛が入浴したという記録がある。明治21年に最初の温泉宿が作られた。現在は3軒の温泉宿と熊の湯露天風呂がある。北海道に二つしかない間欠泉の一つがここにあり、北海道の天然記念物に指定されている。ウトロと違って山間の静かな温泉情緒を楽しめる。


羅臼温泉

羅臼温泉



秘境の野天風呂

海岸の温泉


■相泊温泉

 日本北東端にある温泉。羅臼港から約24キロ。道道の終点に位置している。昆布乾し場の中にあり、簡素な覆いが設けられただけの質素な温泉で、昆布干しの漁師が仕事のあとの疲れを癒す。秋になると、波が運んだ岩で湯船が塞がれる。


相泊温泉

相泊温泉


■セセキ温泉

 相泊温泉の2キロ手前。温泉が湧き出した波際の岩礁がセセキ温泉だ。2002年、ドラマ「北の国から 2002遺言」に登場し、一躍有名となった。個人の持ち物なので、断ってから利用したい。満潮時には海面下に沈む。


セセキ温泉


山間の温泉


■岩尾別温泉

 羅臼岳への登山道入り口にある露天風呂。岩尾別川には20数カ所も温泉湧出があり、そのうち2カ所に露天風呂が設けられている。湯船を包み込む緑が気持ちよいが、着替えをする場所は無い。


岩尾別温泉


■薫別温泉

 秘湯中の秘湯。標津町薫別川の上流約10キロにある。薫別川沿いに走る林道を進むが、案内表示が一切無いので、地元の方に道案内を頼みたい。湯船は河岸の崖にあり、不安定な足場をロープを頼りに下りる。登山並の装備が必要だが、その分、究極の野趣を味わえる。


薫別温泉


■川北温泉

 江戸時代から利用され、明治時代には竹沢の湯と呼ばれていた。戦後、温泉療養所が建てられたものの昭和40年に焼失。湯船だけが残り、露天風呂として利用されている。脱衣場があり、湯船も男女別に分けられているので、女性にも利用しやすい。


川北温泉

川北温泉


[関連情報]
・知床羅臼町観光協会
http://www.aurens.or.jp/%7Erausukan/
・斜里町商工観光課
http://www.town.shari.hokkaido.jp/shiretoko/


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