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特集 産業遺産への旅 北海道人トップページへ

息つぐ間もないトンネル連鎖と橋梁群

 昭和56年の2万5千分の一地形図「幌別山」の北西隅から東隣りの昭和58年の「羽幌岳」の西部にかけて「建設中の鉄道」の記号が、えんえんと描かれている。
 これは、道北の内陸中心都市の名寄と道北日本海沿岸の有力都市・羽幌とを結ぶ目的で当時建設中であった「名羽線」。高度の鉄道建設技術が駆使できるようになった時代のものらしく、山地でもお構いなしになめらかな線形をとっているので、みごとなトンネルと橋梁の連鎖をつくっている。
 その後名羽線は開通することなく放棄されてしまったのだが、このトンネル・橋梁の連鎖は、今も残っているはずだ。それを見たい、歩きたい!という思いが、この地図を見ていると、むらむらと湧いてくる。
 それを押えがたくなって、6月の雨もよいの日、出かけていった。
 まず東端部にいくつか残っている橋梁を見てから、西端部に7つ、踵を接して続いているトンネル群の、東のはじに行く。さあいよいよ7個トンネルのみごとな連鎖をつらぬいて歩くのだ。胸が躍る、脚が踊る!

幌別岳,羽幌岳,トンネル
 
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