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ヤマザクラ 春到来!北のさくら図鑑
ヤマザクラ,説明
エゾヤマザクラ エゾヤマザクラ
北海道を代表するサクラで、道内各地の山に生えているとともに、公園や街路樹などに広く植えられている。花は淡紅色だが、色の濃いものから淡いものまでみられ、花の大きさは3.5〜4cmほどある。エゾヤマザクラ道内11市町村で、エゾヤマザクラが市町村の木に指定されている。また、道内15カ所のサクラの開花観測地点のうち、9カ所でエゾヤマザクラが標本木になっている。エゾヤマザクラの名所としては静内町二十間道路、札幌市円山公園、旭川市旭山公園などが有名だが、全道各地に植えられている。別名オオヤマザクラともいう。

チシマザクラ チシマザクラ
チシマザクラミネザクラ(タカネザクラ)というサクラの変種で、日本産のサクラの中ではもっとも北部、高地に生える。幹が根元から分かれ、横に広がり、あまり高くならない。花はエゾヤマザクラよりもやや小型で、ほとんど白色〜淡紅色、花に芳香がある。根室市清隆寺のものが有名。また、幌加内町朱鞠内湖畔などにも多数植えられている。根室ではチシマザクラがサクラの開花標本木に用いられ、根室市の「木」、中頓別町、利尻町の「花」に指定されている。

カスミザクラ カスミザクラ
カスミザクラエゾヤマザクラより1週間ほど遅く咲くサクラで、エゾヤマザクラよりもかなり白っぽく、ほとんど白色〜微淡紅色である。静内町二十間道路に多数植えられており、エゾヤマザクラが散った後に行くと、この花が見られる。札幌市内でもまれに植えられており、また日高地方や胆振地方、札幌近郊の山などにも生えている。

ソメイヨシノ ソメイヨシノ
ソメイヨシノ全国的にもっとも有名なサクラで、本州に生えるエドヒガンとオオシマザクラの雑種といわれる。江戸時代末期に江戸染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋から売り出され、豪快に花を咲かせる様子が人気をよび、明治時代に全国に広まった。花は微淡紅色で、エゾヤマザクラに比べるとかなり白っぽい。寒さにはあまり強くないため、主に南空知以南で植えられている。道内では函館市五稜郭公園、美唄市東明公園、森町青葉ヶ丘公園などが主な名所である。
監修・写真提供:佐藤孝夫
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