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特集 雪の楽園<パラダイス>
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雪道具
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除雪,雪道具,説明
取材・文/編集部 <昔の雪道具>雪道具,説明

コスキ,雪道具
■コスキ
ブナを材料とした一枚板の雪かき道具。コスキという名称は「木鋤(こすき)」に由来するといわれているが、コウスキ、ユキベラとも呼ばれ、日本でもっとも伝統的な除雪具である。固まった重い雪を切り分けながら捨てるのにもっとも適した道具だ。
木製の雪かき,雪道具
■木製の雪かき
サラサラとした雪が降る北海道での雪かきにもっとも適した道具のひとつ。かき口を除く3つの面に側板を付け、雪が落ちないよう工夫されている。
ジョンバ,雪道具
■ジョンバ(竹製)
かき口に補強のため鉄板を取り付け、竹で編んだもの。サラサラとした新雪用の雪かきとして、現在でも使われている。
雪かき,雪道具
■雪かき
旧国鉄の保線区などで昭和30年代〜50年代まで使用されていたもの。ほんの少しの力でも遠くへ雪が投げられるよう、へら部分を凹状にわん曲させ、表面にパラフィンローを塗り雪が付着しにくくするなどの工夫がなされている。
,雪押し,雪道具
■雪押し
別名・雪みとも呼ばれる、通称ママさんダンプの原型。写真は、昭和34年〜45年ごろまで岩見沢保線区で使用されていたもの。昭和40年前後になると、鉄製の雪押しが各地の鍛冶屋で製作され、除雪しやすくするため底部にカーブをつけるなど、鉄ならではの加工が施された。
三角ぞり,雪道具
■三角ぞり
雪道を歩きやすくするための除雪具。馬に引かせて使うため、農家で多く使用されていた。先端を三角状にし、雪が両脇へと押しやられる構造は、昭和20年以降から現在にかけて活躍している除雪車にも共通する。
カンジキ,雪道具
■カンジキ(簾編型)
板や細い竹(根曲竹)で編んだ雪ふみ用のカンジキ。玄関先などの新雪は投げ捨てず、踏み固めるのに使用されていた。
そり,雪道具
■そり(子供用)
大正期〜昭和初期にかけて、職人の間で木を曲げる技術が浸透し、主に子供の遊び道具として考案され全道に普及した。別名・曲げぞり、文化ぞりとも呼ばれていた。
カンジキ,雪道具
■カンジキ(複輪型)
北海道の代表的なカンジキ(雪上歩行具)。くわの木やたもの木を使用し、歩きやすいように先端を反らせたもの、滑り止めのために爪を付けたものなど、さまざまなタイプがある。
写真・資料提供
◆北海道開拓記念館
 住所:札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
 電話:011-898-0456
 URL:http://www.pref.hokkaido.jp/kseikatu/ks-kknen/text/home/


カンジキ,作り方
カンジキ,作り方 カンジキ,作り方 カンジキ,作り方 カンジキ,作り方
1.くわの木を熱湯に浸し曲げる(前・後とも)。   2.曲げた状態を固定し、乾燥させる。

3.後の木が内側になるように前の木と合わせ、左右2ヶ所を針金で固定する(合わせ幅は約20センチ)。
  4.先端から約9cmを再び熱湯に浸し、反りを作り乾燥させる(はね上約7センチ)。   5.中央部分にロープを2カ所張り渡して完成。

1/2 →現代の雪道具
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