HOME >北海道人―「私の好きな店」File No.11 「トラットリア・ピッツェリア・テルツィーナ 」―イタリアン―

「お料理 あま屋」店主・天野さんの「私の好きな店」をご紹介します。

メニューの一例

<ランチ>
パスタランチ…本日のパスタ、パン、お飲み物 1050円
ピッツァランチ…前菜、ピッツァ(3種類の中から選択)、飲み物 1550円
Aコース…前菜、パン、パスタ(6種類の中から選択)、飲み物 1350円
Bコース…Aコース+メイン(魚料理または肉料理)2050円
<ディナー>
・コース
おすすめコース 3500円
おまかせコース 5500円
・前菜
サンダニエーレ産 生ハムのサラダ仕立て 1350円
甘海老のカルパッチョ ベネト風 1350円
・パスタ
新冠産三元豚のテルツィーナ風 スパゲティー 1350円
ジャガイモのニョッキ 手長海老のトマトクリームソース  1350円
・ピッツァ
マルゲリータ 1450円
峰延産夏の駒とバジリコのピッツァ 1550円
・メイン
鮮魚のイタリア風 ブイヤベース(2名分) 2400円
平取和牛の炭火焼き タリアータ 2300円
・ドルチェ
カタラーナ、韃靼そばのデザート、サツマイモのベイクトチーズケーキなど各400円
・ワイン
グラス600円〜、デキャンタ 2500円〜、ボトル 3000円〜

 高い天井とレンガの壁の店内には、料理を心待ちにしている客たちの話し声が静かに響いている。客席から仕事場の風景が見えるガラス張りのキッチンでは、料理を盛りつけたりピザ窯を覗いたりしてスタッフが働いている。
 ここサッポロファクトリー レンガ館にある「トラットリア・ピッツェリア・テルツィーナ」は、道産食材を使ったイタリア料理が食べられる人気店である。
 オーナーシェフの堀川秀樹さんは横浜の出身だが、縁あって札幌にやってきた。札幌が気候や風土という点でイタリアに似ていること、食材が豊富で生産者との距離が近いことが気に入っているという。

 鎌倉の老舗イタリア料理店で働いていた修行時代、堀川さんは研修でイタリアに行くチャンスを得た。その一年半の間にローマとヴェネトの店で修行して、両地方の料理を学んだのである。
 「南イタリアではオリーブオイルやニンニク、トマトを使った料理、北イタリアは酪農が盛んですからチーズやバターなどの乳製品を使った料理が多いんです。南は乾麺、北は手打ちの生麺を食べるという違いもあります」
 南北両地方のスタイルを取り入れ、北海道の食材を使ったイタリア料理が「トラットリア・ピッツェリア・テルツィーナ」の料理なのである。

 堀川さんがイタリアで学んだのは料理だけではない。
 「日本では料理人の世界はタテ社会ですね。私が修行したイタリアの料理店はアットホームで、食事は家族のようにみんなでいっしょに食べるんです。上の人に遠慮なく自分の考えを言うこともできます。イタリアに行って、これだ! と思いました」
 堀川さんは、スタッフ全員に自分の店だと思ってやってほしいという。だから店には接客についての基本的な決めごとはあってもマニュアルはない。「お客さまそれぞれの要求にスタッフそれぞれの個性・考えで対応するのがテルツィーナ流のもてなしで、スタッフとのやりとりも楽しみのひとつです」と堀川さんは語る。

 ダウンライトの店内でひときわ目を引くのは炎が出ているピザの窯だ。店を移転する際、設置された薪の窯である。薪を使うと高温で一気に焼けるから粉の風味や香りが一層良くなるという自慢の窯。その窯で焼くおすすめのピザは「峰延産夏の駒とバジリコのピッツァ」である。峰延産の夏の駒はテルツィーナのために栽培されているトマトで、ほどよい酸味と甘味があり、チーズとの相性がバツグンである。パリッとした皮も具に負けないおいしさだ。「新冠産三元豚のテルツィーナ風スパゲティー」は、ローストポーク、リコッタチーズ、ルッコラそれぞれの持ち味がガーリックの風味と一体となってまあるい味である。
 いずれの料理もおもわず両手でほっぺたを押さえてしまうほどの美味しさだった。何度も何度も行きたい、他人に教えたいけど教えたくないとっておきの店――ここの料理を食べた多くの人がそう感じているに違いない。

 シェフからひと言

 従業員が楽しんで仕事をしています。北海道のそのときどきの食材を使ったイタリア料理を食べにきてください。

※次回はテルツィーナシェフ・堀川さんの「私の好きな店」をご紹介します。

―イタリアン―

Trattoria Pizzeria Terzina
(トラットリア・ピッツェリア・テルツィーナ)

住所 札幌市中央区北2条東4丁目
   サッポロファクトリー レンガ館1F
電話 011-221-3314
営業時間 昼 11:00〜14:30(ラストオーダー)
     夜 17:00〜21:30(ラストオーダー)
定休日 サッポロファクトリー休館日12月31日のみ
席数 36席(テーブル数12、個室1)
最寄り駅 地下鉄東西線バスセンター前駅から徒歩8分 MAP

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