HOME >北海道人―「私の好きな店」File No.7 「DINING SPACE TAKU」―創作和食―

「CONTRASTE」のシェフ・松村さんの「私の好きな店」をご紹介します。

メニューの一例

<コース料理>
3780円コース(全6品)
5460円コース(全8品)
7350円コース(全10品)
<日替わりメニュー>
根室産ユック牧場の鹿肉のタルタル ウニとキャビア 白しょう油アンチョビドレッシング 2000円
浦河産真だちと海水ウニのコンビネーション根昆布のジュレ 1890円
厚岸産カキえもんの湯葉フライ木茸とゴルゴンゾーラのソース 1890円
根室産エゾ鹿肉とフォアグラのローストマルサラソース 2960円
中札内産地鶏とズッキーニのリゾット柚子風味 1790円
*アラカルトは2〜3名分のボリュームです
<ご飯もの>
ベジタブルロール 840円
穴子アボカドロール 840円
TAKU天麩羅茶漬け 1100円
<デザート>
ニセコ産百合根の焼きプリン 500円
円山青山さんの豆乳の杏仁豆腐 500円

 他人に教えたくない、にぎやかな隠れ家――「DINING SPACE TAKU(ダイニングスペース・タク)」の常連客はきっとこんな風に感じているのではないだろうか。ビルの中に目立たずひっそりとあるけれど、店からはにぎやかな話し声が絶えず聞こえてくる。人づてに紹介されたり友人に連れてこられたりした人たちが、店主の渡邉卓也さん(31)の楽しいトークと創作料理にはまっていく。

 渡邉さんの店では、道産野菜をたっぷり使った創作和食が食べられる。ニセコ町出身の渡邉さんには農業を営んでいる母方の実家や同級生など強い味方がいる。春先には自分でニセコ町に苗を植えに行き、渡邉さんの祖母がその後の管理をしている。
 生産者の顔が見えるものは野菜だけではない。豚肉は池田町の阿部農場、鹿肉は根室市のユック牧場のものなど、生産者のもとに通って飼育方法や品質を確かめたものを使っている。
 「料理人は素材があってこその仕事、生産者の方がすごいと思います。こだわっている生産者のことを深く知るようになってから、自信を持って料理をお客さんにすすめられるようになりました」

 和食もフレンチも中華もひと通り食べ尽くした人が、新しさや驚きを求めてやってくるという渡邉さんの創作和食とはどんなものなのだろう。
 写真の「根室産ユック牧場の鹿肉のタルタル ウニとキャビア 白しょう油アンチョビドレッシング」は、新鮮な鹿肉の食感がやみつきになる一品だ。クセのない鹿肉にウニやキャビアの塩味がきいている。「浦河産真だちと海水ウニのコンビネーション根昆布のジュレ」は、真だちの甘みと海水ウニの濃厚な味、根昆布のジュレから広がる潮の香りで、まるで海の恵みをまるごと食べているかのよう。真っ白い大皿を使ったりハーブをちらしたり、フレンチやイタリアンのような見た目だが、口に入れると、だしや調味料などから和の繊細な味が広がる。

 店をあとにするお客さんからは、「楽しかった」という声が多いという。
 「楽しかったと言われると、鳥肌が立つんです。料理もトークも店のサービスも全部あわせて楽しいと感じてもらえると、嬉しいですね」
 料理については真剣に語ってくれた渡邉さんだが、顔写真の撮影では雰囲気が一転、ピースサインを出してニッコリ。これが、「ダイニングスペース・タク」なのだ。

※2月6日、渡邉さんが野菜とカレーの店「degage(デガジェ)」をオープンさせた。デガジェはフランス語で「のびのびとした、開放的な」を意味する。こちらも道産素材を使っている(札幌市中央区南2条西1丁目9-6 2階 電話011-231-5626)。

 店主からの一言

 一度お店に足を運んでください。

―創作和食―

DINING SPACE TAKU(ダイニングスペース・タク)

住所 札幌市中央区南2条西1丁目 広和ビルイースト3階
電話 011-219-5703
営業時間 ランチ11:30〜14:00
     ディナー18:00〜24:00(23:30…ラストオーダー)
定休日 日曜日
席数 24席
最寄り駅 地下鉄南北線・東西線大通駅徒歩5分 MAP

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