道北・遠別発
四季の便り〜人・まち・風景

鳥の王

2012.02.29

冬の道北、日本海側でよく見かけるもの。
エゾシカ
キタキツネ
そして、オオワシとオジロワシ。

「ワシ」と言えば、世界遺産に登録された道東・知床や、流氷に乗った姿をイメージする方も多いと思いますが、ここ道北でもなじみ深い野鳥です。繁殖地の減少などにより、世界的に絶滅が危惧されていますが、日本では、北海道から福井県にかけて2,000羽以上(※)が越冬しています。

大きな翼を広げ、風にのって優雅に飛翔する姿に魅せられた人は、古来より多かったようで、様々な伝承に「鳥の王」として登場することや、アイヌ語でも『オンネウ』(老大なもの=オジロワシ)、『カパッチリカムイ』(ワシ神=オオワシ)と、ちゃんと区別されて呼ばれていたことからも感じ取れます。

遠別町出身でワシに魅せられた人の写真展が、札幌・紀伊國屋書店ギャラリーで開かれます。遠別川流域と利尻富士を望むオロロンラインの自然をとらえた作品の数々を、ぜひ一度ご覧ください。

写真展について詳しくは、下記アドレスをご参照ください。
http://chuo-sapporo.mypl.net/event/00000086213/


【写真提供】泊 和幸 氏

※オオワシ・オジロワシ一斉調査(2011年)結果より (知床博物館)

佐々木伸宏

佐々木伸宏

遠別町地域おこし協力隊
1974年札幌市生まれ。2011年4月から遠別町に移住、「地域おこし協力隊」の一員として、高齢者の生活支援などの地域協力活動に取り組んでいます。


遠別町地域おこし協力隊HP
http://www.town.embetsu.hokkaido.jp/kyouryokutaiHP/

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