道北・遠別発
四季の便り〜人・まち・風景

冬は鉛色

2011.12.15

 今時季の道北日本海側の様子を、こう表現された方がいました。
 空や海、街、目に映る景色や雰囲気を実際に目の当たりにすると、なるほど納得。

 それでも、「ここじゃぁ雪が“下から降ってくる”んだ」と語る時の表情は、いたずらっ子のように輝いていますし、冬晴れの日に、はるか洋上に浮かぶ利尻富士の姿はまた格別です。

 私は今年4月に、遠別町へ移住してきました。
 遠別町は、北海道の留萌管内北部、日本海を臨む、人口約3,000人の自然に恵まれた町です。農業や漁業などの一次産業が盛んで、『水稲北限の地』として、町の名を耳にした方もおられるかと思います。
 最近では、6月に港で開催される『ひらめ底建網オーナーin遠別』などのイベントもマスコミに取り上げられるようになり、夏の観光最盛期には町内外から多くの方が集まって、賑わいを見せています。

 11月以降、降っては融けてを繰り返していた雪も、いよいよ積もり始めました。
 “鉛色の季節”到来です。
 秋に忙しげに走りまわっていたエゾシマリスたちは、もう冬眠に入ったようです。
 森のシラカンバはすでに葉が落ちて、雪の下では冬芽がじっと春を待っています。
 海岸では、海の向こうから越冬のために渡ってきたオオワシ、オジロワシの姿をよく見かけるようになりました。

 ここで活きる人や自然、町の様子を、四季を通して皆さんにご紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

佐々木伸宏

佐々木伸宏

遠別町地域おこし協力隊
1974年札幌市生まれ。2011年4月から遠別町に移住、「地域おこし協力隊」の一員として、高齢者の生活支援などの地域協力活動に取り組んでいます。


遠別町地域おこし協力隊HP
http://www.town.embetsu.hokkaido.jp/kyouryokutaiHP/

<前へ | 新着順一覧 | 次へ

この記事を知らせる

ブックマークする