第20回 北海道の冬を楽しむ

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宗谷海峡塾

第20回 北海道の冬を楽しむ

宗谷海峡塾 2011.03.17

2011年スキー大会、幼児年中の部

 スキー人口が減少している中、ちょっと変わったスキー教室を紹介します。
 ちびっこSSクラブでは、幼児から小学生を対象にして、1月から3月まで週2回1時間の講習を行っています。講習会のほかには、スキー旅行・スキー大会・花火大会などのレクリェーションも実施しています。
 可愛い豆スキーヤーが過半数を占めている3歳児からの幼児クラスのちょっと変わった講習内容を紹介します。
 あるとき、父母からの「3歳児は入会出ませんか?」との言葉に、私も少し興味があったので、テスト的に受け入れしたのがはじまりです。豆スキーヤーには、問題があることに気付きました。“言葉が通じない”これには私も悩みました。
 いろいろと考えた結果、曲がり方など“何も教えない”という方法に変更しました。その結果、ほとんどの豆スキーヤーは2、3回の講習で見事に曲れるようになります。
 “何も教えない”というその方法ですが、子どもがすべるコースの両側に1メートルほどの柔らかいポールを30本ほど並べてその間を通らせ、様子を見ながら徐々にポールをS方型にずらしていきます。この方法で8割程度の子どもはOKです。
 残りの子には、第2段階でこぶを作ります。豆スキーヤーはなぜかこぶが大好きで、自然とこぶに向かって曲がりはじめます。

 こんな子どもたちが楽しみにしているのがスキー大会です。市で実施していたスキー大会はなくなりましたが、子どもたちのためにと市内の方々から協賛いただき、当クラブで運営を引き受けてから12年になります。
 予算は市が運営していたときの1/10です。ほとんどが人件費だったのです。わたしたちのお手伝いは全員ボランティアです。
 今年もたくさんの豆スキーヤーが参加していましたよ。幼児の競技は全国でも少ないと思います。どなたでも参加できますので皆さんの参加をお待ちしております。
 子どもたちは、メダル獲得に向けていつも笑顔で練習しています。これが、雪国に合った丈夫な体をつくるものと信じております。
 今日(3月10日)は講習会の最終日です。最後にキャンデー拾いをして遊びたいと思っております。
 当クラブも今年で30年を迎えました。記念すべき年に『北海道人』に掲載されることを感謝いたします。

坂本徹也 (さかもと・てつや)

宗谷海峡塾運営委員長、ちびっこSSクラブ会長、緑を育てる子供の会会長、1951年北海道稚内市生まれ、豊富町在住。稚内市役所24年勤務後早期退職、1999年有限会社E.Cプラネット代表取締役、2000年豊富産業開発株式会社代表取締役。

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