第8回 礼受の学舎蘇る

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萌州沿岸塾

第8回 礼受の学舎蘇る

萌州沿岸塾 2010.08.19

風と人が入って蘇った教室

 日本海と暑寒別岳が見える学舎、木造の優しい雰囲気に古い歴史を感じる旧礼受(れうけ)小学校が、8月10日、アートぎゃらりー『れうけ・ぷ』としてオープンしました。
 それまでは、児童数の減少などにより閉校を余儀なくされたこの小学校に当時の賑わいの影はなく、古びた校舎はもの悲しい光景となっていました。自治体の財政難により、取り壊すお金も利活用するための予算も維持経費も捻出できず、廃校舎の行方が課題となっている中、「礼受小学校廃校舎をアートで飾る仲間たち」と留萌市教育委員会、礼受町内会の皆さんが、礼受の学舎再生に汗を流しました。
 国道231号線沿い、留萌市礼受町の中ほどに建つ礼受小学校は、明治17(1884)年11月に開校、児童数減少により平成18(2006)年3月に閉校しました。現廃校舎は、昭和36(1961)年6年に改築されたもので49年が経過しています。子どもたちが使っていた机や椅子、教壇がそのまま残る教室は、深い味わいがあります。
 『れうけ・ぷ』という名前は、礼受(れうけ)という地名がアイヌ語の「レウケ・プ」(曲がっているところ)に由来することから付けられました。
 今年の展示内容をご紹介すると、絵画の部屋では、加納和美さん(増毛町)の「北の風景」、高原紀子さん(留萌市)の「自画像」など合わせて15点を展示。写真の部屋では、加藤征治さん(留萌市)の「そこに暮らす」、渡辺一夫さん(留萌市)の「鮭の一生」など合わせて55点を展示。廊下では、「佐賀番屋パネル展」も開催され、ニシン漁で栄えたころの留萌の歴史に触れることができる内容でした。
 今年のアートぎゃらりーの開催は8月の18日(水)まででしたが現在、さまざまなアーティストたちがここを訪れ、はやくも来年の計画を立てはじめているところです。来年のアートぎゃらりー『れうけ・ぷ』にご期待ください!
■アートぎゃらりー「れうけ・ぷ」問い合わせ先:村山/E-mail

村山ゆかり (むらやま・ゆかり) こんにちは。村山ゆかりです。

萌っこ春待里実行委員長、女性ネットワークるる会長、萌州沿岸塾運営委員長、1961年生まれ、留萌管内増毛町出身、留萌新聞社編集部、北海道非常勤職員を経て、2003年より留萌市議会議員

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