第7回 夕日と星と月の出

トピックスリレー 月尾塾 in 北海道

釧路湿原塾

第7回 夕日と星と月の出

釧路湿原塾 2010.08.05

空を真っ赤に染めて幣舞橋に沈む夕日(平成18年釧路市観光写真コンテスト入選作品より)

 世界三大夕日をネットで検索すると、バリ島、マニラそして釧路とでてくる。世界をまたにかけている船乗りさんが決めたようだ。そこで釧路青年会議所では、釧路の夕日を積極的に売り出そうとPRに懸命だ。9月の中旬、幣舞橋(ぬさまいばし)をバックに、街をオレンジ色に染めて港方向に沈む夕日は、地元に住んでいても心が洗われる。また、釧路町にある細岡展望台は、釧路湿原と蛇行する釧路川を一望できる観光スポットだが、晩秋、この展望台から正面に沈む太陽を見ていると、神々しささえ覚える。
 一方、弟子屈町にある摩周湖。“霧”が有名だが、きれいな星空も売りだ。川湯や摩周温泉で宿泊した観光客が、夕食を済ませてからバスに乗り、摩周湖第1展望台をめざす。星明かりに照らされた摩周湖、そして顔を上に向けると満天の星空が広がる。「天の川をはじめて見た」と本州からやってきた熟年夫婦は感激する。季節によっては、展望台正面にある摩周岳から昇る月も観察できる。空気がきれいだからこそ生まれる天体ショーが釧路地域で繰り広げられている。

星 匠 (ほし・たくみ)

釧路臨港鉄道の会代表、釧路湿原塾事務局長、1960年生まれ、釧路市出身、釧路市在住、1978年国鉄入社、1987年JTB入社、1992年から釧路新聞社勤務

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