椿屋四重奏

男の色気が薫り立つ孤高のロックミュージック

ヴォーカル&ギターの中田裕二さん

 ポータルサイト『北海道人』をご覧の皆さん、こんにちは。札幌発の音楽情報WEBマガジン【SAPPORO MUSIC NAKED】編集長の橋場です。『北海道人』では、月に一度、【SAPPORO MUSIC NAKED ~hokkaido-jin edition~】として素敵なミュージシャンの魅力をお伝えしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 椿屋四重奏……何の予備知識もないままこの名前を目にした時、多くの方は雅楽やクラシックを想像するのではないでしょうか? 実際は仙台で結成されたスリーピースロックバンドの名前です(結成当初は4人組だった)。しかし、そのことを知ってもどのような音楽を奏でるのか想像できるでしょうか?
 椿屋四重奏の作詞・作曲を手掛ける中心人物・中田裕二さんは、中学時代からバンドをはじめ、「絶対にプロのミュージシャンになる」という夢を叶えました。最初は日本のロックバンドを好んで聴いていたそうですが、お兄さんの影響でAEROSMITHを聴きはじめてから更に洋楽のロックにものめり込んでいったそうです。
 そして、2000年に椿屋四重奏が結成されます。なぜ漢字5文字なのか……洋楽ロックが好きだったものの、ここは日本。多くのバンドが英語やカタカナ表記を使う現状に危機感を抱いた中田さんは「ロックで日本の良さを伝えたい」という一心で、自身のバンドを椿屋四重奏と命名しました。
 その名の通り、他のロックバンドとは違い、和の音階が非常に多く、それが逆に椿屋四重奏らしい新鮮なロックサウンドに繋がっています。8月4日にリリースされたアルバム「孤独のカンパネラを鳴らせ」でも、その独特なサウンドが様々な形で収録されています。変拍子、プログレ、ヒップホップ、そして和の音階……それらの融合が椿屋四重奏のサウンドです。
 また、中田さんは弾き語りでもライブを行っています。実はインタビューをさせていただいた翌日に弾き語りのインストアイベントがあったのですが、そこで私が「孤独のカンパネラを鳴らせ」の中で一番好きな曲をやってくれたのです。インタビューの際に「明日のセットリストはまだ決めていないんですよ」と言っていたので、私が見に行くのをわかっていて気を遣ってくれたのかもしれないとも思っています。インタビューをさせていただいて、そういう心遣いができるミュージシャンのように感じました。
 ステージ上では細身の身体からは想像もできない豊かな声量と表現力のパフォーマンスを展開し、多くのお客さんから喝采を浴びていました。そのルックスも手伝って、女性ファンが非常に多い中田さん、椿屋四重奏ですが、是非ともプロのミュージシャンを目指している方の多くに見ていただきたいミュージシャンです。眼力ひとつでコロリとやられてしまいますよ。
 椿屋四重奏のバンドスタイルでのライブは、12月23日・天皇誕生日に、札幌・ペニーレーン24で行われます。開演時間が17時と、普通のライブよりも早い時間にスタートしますので、札幌の方はもちろん、地方の方も是非駆けつけてもらいたいと思います。薫り立つ男の色気を感じに、クリスマスイブイブはペニーレーン24で和音ロックの波に身を委ねてみてください。

【椿屋四重奏 ライブ情報】

・TOUR’10「BRIGHTEST DARKNESS」
 2010.12.23(祝・木) 札幌・ペニーレーン24(開場16:30/開演17:00)

 ■HP:http://tsubakiya4.com/

プロフィール

橋場 了吾(はしば りょうご)
1975年札幌市生まれ。1998年同志社大学卒業後、札幌テレビ放送入社。ラジオディレクターとして「日高晤郎ショー」「ライブスピカ」等を担当。2005年同社を退社。以後広告制作プロダクションなどを経て、2008年株式会社アールアンドアールを設立し、札幌発の音楽情報WEBマガジン「SAPPORO MUSIC NAKED」を立ち上げる。「音楽で北海道を元気にする」を信条に、札幌にやって来たミュージシャンの取材をつづけている。

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