SAPPORO MUSIC NAKED AWARS 2011

SAPPORO MUSIC NAKED AWARS 2011

2011年の日本の音楽シーンを独自の視点で総括!

BEST ARTISTに選ばせていただいた椎名慶治さん

BEST ARTISTに選ばせていただいた椎名慶治さん

 ポータルサイト『北海道人』をご覧の皆さん、こんにちは。札幌発の音楽情報WEBマガジン【SAPPORO MUSIC NAKED】編集長の橋場です。『北海道人』では、月に一度、【SAPPORO MUSIC NAKED 〜hokkaido-jin edition〜】として素敵なミュージシャンの魅力をお伝えしていきたいと思っておりますので、2012年もどうぞよろしくお願いいたします。
 今月はちょっと趣向を変えまして、2011年の日本の音楽シーンを【SAPPORO MUSIC NAKED AWARS 2011】と題して総括してみたいと思います。
 2011は3月に起きた東日本大震災からの復興のために活動したアーティストたちの「音楽の力」の凄さを再認識した1年でした。チャリティライブを行ったり、チャリティソングを作ったり、自らボランティアに出かけたり……。その根底に流れているのは「音楽の力を信じる」ということ。基本を疎かにせず、音楽に真摯に向かい合ってこそ、その「音楽の力」は最大限になるのだと思いました。
 というわけで全くの私見ですが、各部門の第1位を発表したいと思います。
 まずBEST ARTIST部門は椎名慶治さん。SURFACEの解散から1年、「ナチュラルボーンヴォーカリスト」がついにシーンに復帰しました。変わらない説得力のある歌声と、よりキャッチーになった楽曲は期待を大きく上回るものでした。ちなみに私、SURFACE時代に東京までライブを追っかけていました。
 つづいてBEST VOCAL部門は札幌在住のバンド・mondaysick鎌田勇佑さん。この1年間で凄まじいカリスマ性を身につけ、ライブで発散されるワイルドな魅力を体感したことのある方なら、なぜ彼が選ばれたのか納得していただけると思います。
 BEST GUITAR部門はSPYAIRのUZさん。キャッチーとラウドという相反する音楽性を見事にミックス、楽曲としてのクオリティの高さが抜群のSPYAIRの頭脳としてフル回転の1年でした。
 BEST BASS部門はPOP DISASTERのJunkoさん。12月7日リリースのアルバム「POP DISASTER」のプロモーションビデオで見た、Junkoさんの華奢な体から繰り出されるメロディアスでパワフルなボトムに一目惚れ・一聴惚れしました。
 BEST DRUMS部門はFUZZY CONTROLのSATOKOさん。昔から大好きなドラマーですが、最新作「SUPER FUZZY CONTROL」での硬軟自在のドラムプレイに脱帽です。
 楽器部門のラストはBEST KEYBOARD、札幌在住のハウスユニット・World Sketchの守屋友晴さん。プロデューサー・コンポーザーとしての側面が強い守屋さんですが、キーボーディストとしての凄みを「Ready To Love」のリリースパーティで見せつけてくれました。
 ここからは楽曲・ライブ部門です。BEST TUNE部門は「Gift/Pay money To my Pain」。ラウドロックバンド・Pay money To my Pain随一のキャッチーソングでリリックに込められたメッセージと切な過ぎるメロディラインがマッチ、ライブでも大感動の1曲です。
 BEST ALBUM部門は「The Enemy Inside/coldrain」。へヴィさとキャッチーさが融合し、さらに昇華させた楽曲が満載の1枚で、メンバー個々の力量も前作より格段にアップしています。
 そしてBEST LIVE部門は昨年9月14日に札幌・cube gardenで行われたMAY’SのLIVE。ヴォーカル・片桐舞子さんが喉の不調を押して乗り切った2時間半でしたが、パフォーマンスそのものより気持ちが伝わって来たライブでした。
 たまにはこういう形のものもいかがでしょうか。 改めまして、2012年も【SAPPORO MUSIC NAKED】を何卒よろしくお願いいたします。

プロフィール

橋場 了吾(はしば りょうご)
1975年札幌市生まれ。1998年同志社大学卒業後、札幌テレビ放送入社。ラジオディレクターとして「日高晤郎ショー」「ライブスピカ」等を担当。2005年同社を退社。以後広告制作プロダクションなどを経て、2008年株式会社アールアンドアールを設立し、札幌発の音楽情報WEBマガジン「SAPPORO MUSIC NAKED」を立ち上げる。「音楽で北海道を元気にする」を信条に、札幌にやって来たミュージシャンの取材をつづけている。

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